BWインディーズで作品をリリースしました

この度、BWインディーズからBL好きな女子同士の百合作品を無料でリリースしました。

近頃はkindleから百合官能作品を電子書籍で販売しています。

報われなかった投稿作品を世間に泳がせたいという志から始めた電子書籍化でした。その本命の作品をようやく電子書籍化できた形です。念願の、リリースです。宣伝します。無料です!kindleでは無料販売がかなわないのでBWインディーズからリリースしました。土壌的にもこちらのがあっているという気がします。

 

でんでんコンバータは使いやすかったです。記法を覚えるまでちょっとまごまごしましたが、できてみると体裁が綺麗。とても満足です。

既にキンドルで発行している作品もでんこちゃん(愛称)で組み直してあげたいです。可能なのかな…

 

『ふじょ☆ゆり 上巻』

bookwalker.jp

『ふじょ☆ゆり 下巻』

bookwalker.jp

 

この作品、本編は12万字、番外編は総じて5万字ほどあります。着手したのは2013年…でした。出版社の企画に参加した作品であり、「作品を人の世に出す」ことを意識する試金石となった気がしています。

さまざまなデジタルツールにこの作品を無料でアップしています。


カクヨム

kakuyomu.jp

kakuyomu.jp

pixiv

www.pixiv.net

のべるちゃん

novelchan.wgt.jp


taskey

taskey.me

どれでも無料で読めます。読みやすいツールから読んでいただけます。

 

上記のなかでひとつだけテキストサイトでないサイトがあるのですが、「のべるちゃん」はフリー素材を利用したノベルゲーム制作ツールです。ゲームとして絵付きで作品世界を追っていただくことができます。プレイ時間は全編通して二時間くらい。

 

2015年の年明けから夏場にかけて制作したのですが、正直ゲームはプレイするのはたやすいです。

作るのは大変でした。

取材を含めたとしても小説の執筆の方がずっと早く済みます。

ゲーム制作はとにかく時間がかかる。このゲーム制作にかけた時間で小説が何本かけるんだろうと感じました…ただ、自分の作品に絵がついていくわけですから、そこは面白かった。メディア化されるような体験ができた。ゲーム性は一切もたせられなかったのですが、シナリオ化することで作品の見直しもできました。

 

作品を表に出すこの作業を通じて、2013年以降、文章を見られること、読者に対峙する意識が育まれた気がします。

どうやったら読んでもらえるのか? ということ。

趣味でやっている間、自分は読者すら意識していなかっただろうと思うのです。継続すること、完結させること、それから好きなものについて書くこと。

このあたりを学んだように感じます。

 

余談ですが、この作品は講談社プロジェクト・アマテラス「ワルプルギス賞らいと2013」の読者選考通過作品であり、角川書店カクヨム「第一回カクヨムweb小説コンテスト」恋愛・ラブコメ部門の読者選考通過作品でもあります。

一定基準の品質(?)は保証できます。 

kakuyomu.jp

 

同じ作品、同じキャラたちには二回のチャレンジをしてもらったわけです(落選確定後のリトライですから時間的にも二重投稿ではないです)。この作品は頑張り屋だったなー。同じ作品を使いまわしてしまったのですが、コンテスト投稿と言うよりも、他のツールと同じように新しいサービスが始まる度に、この子たちを投入して働いてもらって、合う合わないを理解したり、勉強した感覚があります。

ただ、この作品を今後コンテストに投稿することはありません。もう解放してあげよう! という気持ちで今回のリリースに踏み切りました。

読んでもらえることで作品が陶冶されるといいな。

 

ちなみに、もともとはこの作品の着想は2011年に出した創作百合同人誌でした。

オタク女子の百合ってよさそう? と思いついて出した小冊子です。


ふじょゆり

www.pixiv.net

 

まだ在庫があるので、こちらはこちらで何か展開させてあげたいなーと思いつつも、当面は別の百合作品をkindle電子書籍でリリースする活動がメインになりそうです。