伝統工芸×(共感覚+磁覚)百合小説・告知

以前ツイッターでもお話した小説につきまして発行の目処が立ってきたのでお知らせします。

 

 

 

現在、この小説に手入れをしています。

こちらの発行の目処がたってまいりましたので、お知らせします。

 

<題>風鈴師椿

<価格>250円

<発行日>7月20日

<サンプル>7月11日に序盤と表紙をpixivで公開予定です。

ちなみにFANBOXの会員様は先行して表紙画像や小説を御覧頂けます。

www.pixiv.net

  

<あらすじ>

岩手県広沢市――。
高校生・在坂ひびきは、冬の風鈴師に会うためにその地を訪れた。
その山には南部鉄を用いる風鈴師・黒岩椿が住んでいる。
風鈴とは魔力を用いた工芸品だ。魔覚と呼ばれる感覚を有し、その発動を可能とする力は、魔力と呼ばれている。魔力を用いて工芸品に命を吹き込む工芸は魔工と呼ばれ、風鈴もまた魔工に与する道具である。
冬眠効果をもたらす”風鈴”により眠りについた母親を目覚めさせるよう、ひびきは椿に依頼する。
だが、椿は”風鈴”の偽物を加工する一族と対立しており、その争いにひびきもまた巻き込まれていく――。

架空の岩手を舞台に展開する伝統幻想工芸譚。

 

<表装>

イラスト担当は弥生しろ様にお願いしております。

twitter.com

大昔に当作品を書き上げ電子書籍にできないかと創作サイトを巡りお見受けして、いつかお願いしたいと思いつつも電子書籍の作成方法も何もわからず…三年以上経てようやく念願叶ってお願いさせて頂きました。弥生様は現在、『彩雲国物語』の新装版の装丁などを手がけられています。個人依頼など受けていただけないかも…と思いつつお声がけさせていただきましたがご快諾いただきました。心より感謝しております。

  

<作品概要>

共感覚と磁覚を基礎とした架空の感覚と伝統工芸を組み合わせた大河小説です。春夏秋冬をモチーフにしており、四点の物語からなる構成です。今作はその初回にあたり「冬」をモチーフにしています。起承転結の「起」にあたる巻です。

初出は2010年頃、400字詰め原稿用紙550枚程ですがリライトしておりもう少し長くなるかもしれません。

 

下のリンクからご予約頂けます。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07TJZGDPX

 

何卒よろしくお願い申し上げます。