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百合官能小説はじめました:リリース情報とアダルト作品電子書籍化にいたる心理的内訳

今年のお正月からさまざまな誘惑に負けて途絶したり、

ただただガルパンを見呆けて遅れたり、

色色なんていうかとてもだらだらと続けていた作業がなんとめでたく完了しまして、

無事に!

百合作品の電子書籍化に成功しました!

こちらです!!

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といっても十八禁なのでよくわからない状態だと思うのでサンプルをご用意してあります。

www.pixiv.net

www.pixiv.net

www.pixiv.net

 

 

もしご興味のある方は御覧いただけますと幸いです。

7/14まではキンドルさんのキャンペーンのおかげでポイント50パーセント還元で御覧いただけますので、是非! です。

Amazon CAPTCHA しつこく貼っておくよ。

 

このブログやツイッターをフォローしてくださる方のためにお知らせしておきますと、今回リリースした作品は八月頃に無料期間を設けたいと思います。

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本当はリリースと同時にそれができればよかったんですが、今回は予約販売にしなかったのでできなかったのでした。(気付くのが遅い)

今後は予約販売+無料期間、というのを最初からやりたいなあ。

とにかく今回は電子書籍を作成⇒販売してみるぞ、というのが目標だったのでそれが達成できただけでも嬉しいんだ…。

リリースがキンドルのキャンペーンとかぶったおかげか、本日7/13午前の時点で売り上げはアダルト>小説・サブカルチャーカテゴリで37位です。

まずまずの滑り出しかも?

販売に当たりカテゴリ設定もどれにすればいいのかわからなかったんですが…

間違ってないようでよかったです…! キンドルさんありがとう…!

電子書籍化する作業は本当に大変でして、意味不明でして、かなり深く泥沼に長靴つっこんだまま動けない小学生状態のままでした。だからこそひとつひとつ前に進めたときの嬉しさは気持ちよかったです…。今は晴天…。何も怖くないです…。いやでもまだ細かいところでわからないことだらけですけれども。

 

 ☆

 

実は電子書籍作業にあたり色色情報収集をしていました。

キンドルでは、8月から「読み放題」がはじまるようです。

定額化ですね。これはちょっと今までになかったことだ。

それにあわせて「きんどるどうでしょう」さんが #アンリミケット という販促応援をしてくださるそうなのです。

kindou.info

 

「同人誌」となっていますが、早い話個人の創作物で新規の作品であれば参加できる模様。アダルトでもOKとのこと!

早速タグ付けしてリリース情報をツイッターで流してみました。

どうなるんだろう…どきどきします。

定額化ということはある程度キンドル文化が成熟してきた証拠なのでしょうか。

作家としてはキンドル参入はもっと早くしていてもよかった、と思わないでもないのです。でも、ここに至るまでの経験(同人、投稿、ライター活動)があって「ああ、やろう!」と感じたのであって、今だからこそできたんでしょう。たぶん。

 

 

実は電子書籍化する予定だった百合作品は別にあったのです。

そちらは途中で某小説賞に応募したため、官能作品を先にリリースする運びとなりました。官能作品は文字のみの作品であったので、初心者としてはこれをプロトタイプとして試行錯誤しながら作業しておきたかったというのもあります。

とにかく作業がわからないことだらけだった…

 で、賞の結果は残念なものでしたが今後は改めてその作品も書籍化を検討します。

これは広く読んでほしいから無料で出せれば一番いいのですがキンドルでは難しいからなあ…

ちなみにその作品、読者選考には残りました。

kakuyomu.jp

 

恋愛部門の「ふじょ☆ゆり」という作品です。

元の題は「あの子に秘密を知られたら」でした。

 

 

とにかく、百合作品がリリースできて嬉しい。

牛車百合えっち…などというニッチな供給をしてしまってどうなのか…

とも思うんですが、絶対にどこにもってっても受け入れてもらえそうにないニッチな表現欲求を受け入れてくれるキンドルはどんなニッチな欲求にも答えてくれるアマゾンらしいサービスだと思う。

そして牛車百合妄想が生まれたときのつぶやきはログをとってあります。

togetter.com

 

余談ですが、なんでも記録にしておかないと自分は具現化につながらない。

今年の二月に京極夏彦先生の創作講座に参加させていただいたのですが、

尊敬せし京極先生は「メモ」をとったことがない、

構想を記録するということがないというお話をされていました。

他の作家ならいざ知らず、あの「人が殺せる」と言われる厚さの本を出版されている先生がです。

あんだけの長さの作品の構想のメモをとらないってどういうことですかあなたが妖怪か…と凡人は思ったものです。

化け物は化け物として(とても失礼な表現かもしれませんが賛辞です)それはそれで参考になるなと思ったものでした。

つまり「参考にならない」ことがわかった、という意味で参考になりました。

先生は講座の最初に「本日の話はみなさんの参考にならないと思います」と前置きされていたのですが、その通りでした。

多分先生は自画自賛の意味で言われたのではないと思いますが。

そしてそのほかにも「参考にならない」話をたくさんしていただきました。実は先生が参考にならないと思われているであろう話のが参考になったという怪奇現象が生まれていました。

 

 

閑話休題キンドルでアダルト書籍を出版する上で迷ったのは「一流をめざすなら、するべきことではない」「プロを目指すならやるべきではない」んではないかというそれ一点でした。

14歳の頃に自分は作家になりたいと志すようになったのですが、そのときは集英社コバルト文庫でデビューしたい! というそればかり願っていました。

なぜというに少女向けのレーベルで最も愛好するものであり、当時は今のようにラノベレーベルが乱立しておらず、ベストワンでありオンリーワンであるコバルトからはたくさんの尊敬すべき作家が輩出されていたからです。

雑誌「Cobalt」に初めて投稿作が掲載されたときの喜びは忘れられない。

しかしその後思うような作品ができず…

いや子供だったので、雑誌上の審査員の選評に拗ねてしまいまして、なおかつ投稿作業の孤独に耐え切れなかったのです。私は二次創作活動を開始しました。その後いろいろあって二次創作をやめて、現在ではたまにライターをしてます。

 

その間に出版業界そのものが変遷しました。

出版不況と呼ばれる以前に飽和状態があり、その頃からインターネットが業界をかえていったように思います。経済的なことはわかりませんが、私がうかうかしている間に「Cobalt」というレーベルも気が付くと、かつて自分が愛した作家はもうそこにおらず、発信される作風もかつて思いもよらなかったような方向になっていきました。

かつては壮大なFTや時代物、SFテイストの舞台で少女や少年が活躍する胸躍る設定が多かったのですが、最近では特に恋情に重きが置かれており、いかにもエッチな設定が多い。いや自分もアダルト作品を発しているので、それを否定はできないのです。

もちろん少なくとも自分がかつて憧憬を抱いた光景もそこにはあるのですが、かつてのような気軽さと情熱をもって観覧した何かではなく、世界遺産指定、といったクラスの殿堂入りを果たしてしまって、どこか堅苦しく感じるようになってしまった。

創り手がかわってしまったということはない。

純文学ではないのですから、時代に則ってレーベルの気質が変化する流れは当然です。

けれど、その変化によって、もう14歳ではない自分に気付かされた。

今年、雑誌Cobalt」は廃刊の運びとなりました。レーベルは存続していますが、情報発信はWEBコバルトのみ、オンラインでの発信に限られるようになりました。

これは寂しいことです。

ここに至り私は自分の創作活動を邪魔してきた自意識に直面しています。

つまりは「恥ずかしい」と思う心に直面しています。

オリジナル作品は恥ずかしい。

それをリリースするのも、執筆するのも大変な恥ずかしさを抱えている。

 

 

一方で空想を具現化して作品を世に放流する、これほど楽しいことはない。

今はさほどに収入がなくて、あらゆる娯楽を諦めているのですが、この楽しみを経て得ている快楽はもしかしたら大金をはたいて得られる快楽に匹敵するんじゃないか。

遊園地でお金を払うより、ずっとはるかに。

いや、遊園地は遊園地ですきなのですが、小説を作成するということは、遊園地で遊ぶ楽しさを超えて遊園地を構想し着工し開園する楽しさに匹敵するんでは、という心持がある。

14歳のときに描いていた理想はかなわなかったとしても、一流であるかどうかはそのレーベルや出版社が決めることではない。例えば二次創作の活動を通じて知り合った人たちがとても素敵なプライドを有していたり、逆に大手の出版社に投稿してかえってきた選評の態度や言葉遣いがひどかったりと、そういうこまごまとした気付きから、理想による重荷をおろせるようになったのです。

動揺を経て理想と現実を見つめなおす機会を得た。

いいんじゃないか、遊園地は自分で造れば。

そもそも14歳の頃にはオンラインというものはなかったし、今の時代を見たら彼女はなんと感じるだろう。世の中かわっちゃったよ君の夢はかなわなかった、と聞かされたら14歳の自分は怒るかもしれません。

でも諦めてないよとも伝えたい。

怯えていたのは自分が変わることだったように感じる。

 

 

セルフパブリッシングが自己満足であるといわれたらそれまでなのですが、

本当に自己満足なら電子化作業に苦心することはなかったはずで、

だからせめてそれがどなたかのお暇つぶしになりましたら幸い至極でございます。