活動概況

活動が散り散りになってきたので最近行ったことをまとめておきたいと思います。

ツイキャス「ゆりがたり」

大北紘子先生の作品について語らせて頂きました。

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放送後に大北先生から生の百合作品ネームを頂いてしまったりと今さらっと語ってるけどこれ大変なことだからな。大変なありがたきハピネスだからな。大変ありがたきハピネスに見舞われたので私は年を越すことが無事にできるのかどうか。シェパーズパースの奇跡を忘れない…

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みんな「楽園の神娘―クロリス―」を読んで。ほんと…イイから…

軽い口調でしか語れないのが口惜しいけど元百合姫で掲載されていた大北先生が今は講談社で連載している漫画が素晴らしい、誰かこの事態を解説してくれ。

 

楽園の神娘(1) (アフタヌーンKC)

楽園の神娘(1) (アフタヌーンKC)

 

 

「ゆりがたり」は好評だったので年明けにまたやります。新旧問わず語りたいものが色々。

百合キャスもコンスタントにやっていけたらいいけどな…

百合の話を聞いていたらいつの間にか全員篠北礼子のファンになっていたみたいなことにしてやるからな…そう、私はいずれ「やじきた学園道中記」とか語りたいんだ。いつの間にかそういうことになるよう洗脳してやるんだからな。(何もかも口に出すよ)

 

○Enty終了

同人誌リリースや過去作品のお蔵出しの場として大いに活用させていただいたのですが、2017年末をもちまして、続けていたシリーズ終了にあたり、きりがいいので一旦終了いたします。

既存会員の方に熱く御礼申上げます。詳細はEnty内にてご確認ください。

enty.jp

 

冬コミ参加します

新刊出しますよ。今回の表紙はあおい華葉様です。

「愚図にトリセツは存在しない」は実在家電の登場する百合短編連作小説です。

クズなレズと同居する羽目になったOLさんが季節ごとに家電のトラブルに見舞われたりその故障を修理したりなんかしていくうちに百合めいた何かが生まれるあれな小説です。140P/文庫サイズです。

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既刊は「ふじょ☆ゆり」です。表紙は水菜アナゴ様。

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スペースはツイッターとかでチェックしてね。

こさめ@土曜東ア20b (@krkawwa) | Twitter

 

○noteで始めたマガジンがあります。

note.mu

マガジンそのものは無料だけどnote(ページごと)は有料みたいな感じになってしまったので割高感があるかもしれない…でも創作の秘密があるのであんまり無料にはできない。初回分はEnty有料会員向けにはリリース済みの内容なので既存会員の方はお気をつけ願います。内容まったく同じです。

 

 

 

2018年はkindleをメインに長めの百合小説を書いていきたい。

ひとつ、完全に網羅したい物語があるのです。そのための勉強が不足している。

長い長い物語を綴りたいです。記事もコラムも楽しいのですが、物語がやりたい。

がんばります。

 

 

 

 

 

 

ゆりがたり 大北紘子/大北真潤先生編 

神の作品について語ったら授かり物を受けた。

思いがけないことがあるもので、本当にそれは軽い気持ちからはじまった。軽い気持ちといっても実は重い気持ちが詰まっている言葉で、ふわふわ雲に浮いているようなつぶやきをしてみたのだ。

おおきたせんせいの百合を語りたいから週末にツイキャスしたい

— こさめ@土曜東ア20b (@krkawwa) 2017年12月8日

 

「青野君に触りたいから死にたい」(椎名うみ/講談社)みたいな口調で。
実は今年に入ってから百合に関する放送をニコニコなどでやらせっていただいたことがあった。それがそれなりに楽しくて、一回でいいからひとりでやってみたくなったのだ。いつどこでなにをどうすると具体的な概要を示さない本当にふわっとしたプランをつぶやいてみた。

ツイキャスなら手軽にできるのだ。
年内にやり残したことのひとつとして「大北紘子先生作品のよさを訴える」があったが、やりそびれていたのだ。心残りであったのだ。

大北紘子(おおきたひろこ)先生こと大北真潤(おおきたまひろ)先生の新しい単行本「楽園の神娘―クロリス―」が2018年1月5日に発売されるという啓示を得て、ますます年内に布教をしなければ…と思いを新たにしたつもりでつぶやいたのだ。

語るなら今だ…そう意を決してつぶやいてみた。


そうしたら神に声が届いた。

聞きに行きたい~

大北真潤 (@ohkita_mahiro) 2017年12月8日

 

このときの私の心境として、まず真っ先に「大北紘子先生って実在するのか」(アカウントをフォローはしているが実在性の疑わしい神威に満ちている側の神なので絶対に五感では認識できないはず)「今私のツイートを神が認知した」(下賎のもののふわっとした声をなんか更にふわっとリアクションした)「恐らく私の余命はもういくばくもない」(こんな幸運がありえるのか、神よ私はどんなものでもささげます)ということが思考されたのだが、とにかく頭が真っ白になった。
なんというかつまり昇天した。さようなら、みなさん。さようならでございます、地球様。そんな具合に草野心平の蛙が地球にわかれをつげる詩のような現実との乖離に至った。至るだろう。至らざるをえないだろう、これは。

よしんば神がリアクションしたとして、私の配信を聞いてくださるなんて…って聞いてみたいって仰っているな、人間にわかる言語で…と何度も疑わしい気持ちでこの信心の不足しながらも神の望むままの子羊としてその後も放送内容について具体化していくつぶやきを行ってみた。

とにかくふわっとしたつぶやきから始まってそのようなことが起こりえるはずはない。しかし神は私が具体的なことをつぶやくとその都度反応を、御RTや御拡散などの神威を発揮され、つまりなんというかありがたいご対応をくださる。何がどうなっているのか。

僭越ながら大北紘子神のことを作品とともに紹介する。
2011年から『コミック百合姫』(一迅社)で鮮烈にしてヴィヴィッド、鮮やかなる(すべてが重複用語だが本当にそうなんだ)デビューを果たされ、そのシビアな世界観と対照的な華やかな画風で少女たちの時に残酷とも言える物語、すなわち百合漫画を数多く掲載。

2012年6月に「裸足のキメラ」が刊行。
2013年6月に「月と泥」、2014年7月に「Vespa」が刊行されている。
これらの三作品は私にとって百合の教科書、教本。

つまりまあ、神なわけ。キレ気味にそう言いたい。

どこらへんが神かというと、旧来のSとか百合というのは客観視して鑑賞した時に鑑賞に耐えうる美しい少女が美しい少女と制服や校則の制約のなかでどうやって羽化するのか、という瞬間とともにその情愛を描いた(以下略)、一言であらわせば幻想的なものとして表現されることが多かった。
一方で百合姫というのはそこにどこかシステマティックな葛藤を入れたり一筋縄でいかない設定をしつらえたりもしてくれて、どこか新しさがあった。

大北先生の百合は完全に新しかった。鮮烈って五万回あらわしたい。

 

「月と泥」の帯にはこう記されている。「男なんてみんな死んじゃえばいい」と。
これは要するに男性排除の意思があるように見えて、今見ても過激なコピーだと感じる。
ここまで男性を排除する一文が帯に踊る百合作品は後にも先にもないのではないか。
例えば男性に隠れて、とか、男性を避ける、という秘密の香りに満ちていたその「秘密」こそが百合だというのが旧来の雰囲気だったものを、こうまで明るく闊達に排除を宣言した帯はほかにない。

この一句は恐らく売るために極端に作風を言い表し凝縮した宣伝文句そのものだろうとわかるのだが、この一句のために大北神作品をミサンドリーと同一視するレビューを見たことがあった。
ミサンドリーとは普通の男性をも嫌悪したり悪者扱いすることだと思うが、大北神作品の少女たちは男性を憎しみはしてもその相手には憎むべき素質がある。ミサンドリーの作品などではないのだ。普遍的な男性を男性というだけで憎むことをミサンドリーというのだが、そのような無分別な視点はどこにも一切微塵もない。

恐らくは彼女たちが怒ったり嘆いたりしていてそれが男性に向かうものとして描かれているので、そのように表現されたのだろう。
しかし先述の通りに彼女たちの怒りは相手が悪辣残酷で人生を踏みにじられているために生じる正当なものだ。
あれがミサンドリーなら週刊少年ジャンプ連載尾田栄一郎著の「ONEPIECE」はもうすごいミサンドリーだといわざるをえない。

では彼女たちの怒りはどこから生じどこへ向かうのか。
それは複雑な社会への怒りであり、けして男性排除や自らの関係の禁断性からの抑圧などではない。中には恋情などかけらも微塵も互いに抱いていない関係性も描かれている。彼女たちは手をとりあって逃げたり蔑みあったり罵ったりもするのだが、その怒りはけして恋情から生じる悲しみではない。

女であることへの不本意、その不自由への怒りだ。
けれどもその不自由は男なんて死ねばいいというだけで言い尽くせるほど短慮な憎悪ではないように思われる。
男だけではない。
愛されなかった者が女であるというだけで愛されなかった時に感じる憎悪はただ「男が憎い」というだけではない。
社会慣習が憎い、男が憎い、ともすると、自分を愛さないあなたが憎い、となる。
この憎しみを百合とあらわさずとして何とする。尊いというほかに何か言葉があるか。
たったひとつを愛する余りにその愛が得られないあまりに一切を憎む、大北紘子神作品では、その露骨な台詞も描線も輝く石のような目の表現も尊い

第一がこの素晴らしい絵の前に何か言うのも野暮だ。
恐らくはこの過激なコピーは「裸足のキメラ」収録「花々に似た蟲」の登場人物(凄く好きな人物です)の台詞「世界中の女たちは心の何処かで男はみんな消えちまえって思ってるわ…」をシンプルに整理しただけの惹句であったろう。

これはもしかしたらセパレイティスト、女性だけの世界を望む者の心境かもしれないが、「花々に似た蟲」を一読すれば、この台詞の憎しみの向かうところが男性といった世界の半分を占める生物だけに茫漠と向けられているだけではないのがわかる、はずだ。

紹介が長くなった。

とにかくそんな大北先生の作品をもう一度読みたいと思っていたところに新連載「楽園の神娘―クロリス―」が講談社「good! アフタヌーン」で開始されたというのだ。
ありがとう護国寺、ありがとう講談社

 

「楽園の神娘―クロリス―」の主役は男女コンビだ。しかし登場する敵役の少女たちにすべてに花の名がついている。植物モチーフの女の子たちなわけで…つまりまあなんというか待ち焦がれていた大北紘子先生の女の子たちがたくさん出る漫画だった。そして画面がすごく冴えている。そこには抑えられていた何かが爆発していた。

つまり百合だけでは表現されきっていなかった社会的視点とか大人の視点、学生の世界ではありえない俯瞰の視点があった。そこで少女たちが暴れまわっている。

過去作品のことを少し語ってみようか、とつぶやいてみるのも当然だ。
しかしてそれが神が聞いてくださるという。
私の語りを。

まじか、としか言えない。


いや、神の作品の魅力を語ろうと言うのを神そのものが聞くというのは私としてはありがたい一方で「プレイ」としか思えない。羞恥プレイの意だ。いやもう羞恥の領域を超えて懺悔では? 何の懺悔かはわからないけれども!
神への萌え、すなわち祈りを述べるわけだからその祈りをご本体が聞き届けるのは自然なことなのかもしれない。プレイというのは祈りという意味もあることだし…。

どう考えても僭越至極すぎて私の身に余る光栄すぎて緊張する。

しかし、聞いてくださるというのだ。これはまじめにやらないわけにいかない。
いや、最初からまじめにやるつもりだったけれども。

 

訴えたかったこととして、大北先生の百合作品の作風は「反転百合」ではないかということだ。
対極の立場にある女と女の視点や身分がある日突然反転する。
それまでの過程とそれからを描く緊密な場面の連続。
それを勝手に反転百合とあらわしたい。
そのことについて共感を得たい。
その一心を語ってみたかった。

既に三冊刊行された作品の作風には「現代もの」と「それ以外」があり、「それ以外」はいわばファンタジーやSFのテイストを含んでおり、そちらには長編にもなりうる要素のあることを、つまり百合を超えたエンターテイメントであることを訴えたかった。

それぞれの作品のタイトルを記しておく。

【月と泥】

月と泥 

六花にかくれて 

好きの海の底

しあわせにしてほしい

丘上の約束

鎖の斬手

鎖の少女たち


【裸足のキメラ】

裸足のキメラ

名もなき草の花の野に

欠け落ちて盗めるこころ

裸足のキメラ

はんぶんこ

花々に似た蟲

愛と仕事と金の話をしよう

この花がしおれるころに


【Vespa】

play:1

play:2

play:3

インソムニアガール

7年9ヶ月前の甘味

18日前の黒色

15年と6ヶ月前の秘密

以上、タイトルだけで詩が感じられることが伝わるだろうか。
これらを「現代もの」「それ以外」に大別して語ることにした。
いずれこれらはnoteでも大別して少しずつ綴っていきたいのだが。


しかし配信にあたりこれほど緊張しかないものなのだろうか、ツイキャスとは。
本当に神は降臨するのだろうか、ご視聴くださるのだろうか…と信者あるまじき疑念を抱かないわけでもなかった。
神を信じて殉教する聖者って本当になんていうかすごいなとも思った。だって自分なんかもうほんとまじドキドキしすぎて真っ先に疑ってるもの、どっきりじゃないかって。
でもこのアカウント本物だもの、大北先生だもの。でも、あの。でも、え、まじで。

そんな独言状態に陥りながらも私はバッテリーを購入し先生の作品を再読し観点を改めた。いいんだ、神が聞いていようとも粗相をしてしまうかもしれない緊張に既に失禁していても私は大北先生の作品について語りたい。それだけの一心だ。

震えながらも予告した日時にツイキャスを始めた。実際ツイキャスを行うのが初めてだ。何度も言うが緊張しかない。
部屋でなく近所のカラオケボックスで行うことにした。だが予定していた店はもう満員で(それはそうだ12月だ)、時間が大幅に押したし、最初の二十分はミュート状態で声が配信されていなかった。そのことを視聴者に指摘していただけて救われるほどのビギナーだった。こんな配信を神が聞いてくれるわけがない。むしろこれ聞かれたくないなというポカ具合だ。

本当にご降臨があるのか…という心持ちに至る以前にまずツイキャス初心者として単純に恥ずかしさと緊張があり、もうどうしようもなく不安を抱えつつ語りをすすめていった。

ツイキャスという放送は配信中にリスナーの方からアイコンをプレゼントしていただける仕様がある。
12月10日の20時16分、それは起きた。
ある方からケーキのアイコンが飛んできた。
それが…つまり…

それが大北先生からのケーキだった。

絶句しそうになったが、ツイキャスの性質上沈黙してはいけない。

先生からケーキが飛んだ途端、天変地異かというほどに心臓が高鳴り動揺するとともにカラオケボックスのBGMが途切れスマートフォンは電源消耗を知らせるアラームを鳴らし、もう本当大変な事態に陥った。

もう本当…

『今死んでもいい』と心から感じたわけで…

 

なんとかそれを配信し終えた夜、帰宅して、準備のために放置していた洗濯物をコインランドリーに運び、飯を食い、大きめのスーパー銭湯へ向かう道中、その中央線沿線沿いの酒場のすっかり減った夜道でも、泣かずにやりすごしたのは実感がなかったためだ。

結果としては本当に私と同じ大北神ファン、いやもう大北患者と呼べる連綿としたファンが集い、話を聞いてくださった。

それだけでも幸福なものを、大北神が降臨してくださった。しかし、あまりに理解を超えるためによくわかっていなかった。

けれども、帰宅して改めて録画を編集しツイッターアカウントをひらいたとき、先生からDMがきているのに気付き、そこにとても丁重な御礼のお言葉、過去作品に関する言及、そして未公開の完成されたネーム作品のデータリンクが貼られているのを見た時、そしてそのデータをダウンロードして拝読しているうちにそこにある物語の一切とそのラストがあまりに嬉しくて感激して私は泣き崩れた。

大北作品を語る上でその魅力としてラストの反転という点がある。
私の賜ったその作品のラスト、そこには私が今まで見たことのない「大北紘子」のラストがあった。
何故、これを私は百合姫誌上で読んでいないんだろうとも感じた。なんという報いだ、とも思った。
あの配信にこのような宝で報いて下さるほどに私は大きなことはしていない。
けれどもDMのメッセージを受けて先生が神でなく人間として創作者としてファンの声を受け取って下さったことをようやく五感で認めて感激した。


その作品についてはまた改めて語るが、そのネームは「シェパーズパース」というタイトルでピクシブにも公開されている作品だ。

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まるでタイムカプセルを開いたら本当は昔生まれたものなのに、真新しいメッセージを伴ってそこに存在していて、ものすごく新鮮なものとし眩しく映えた。

私の、いや、どんな人間でもそうだろうが、何かを「推す」とき。その「ファン」としての振る舞いは一種の現実から逸脱したいがための反動であるだろう。けれどもそれでもいいのだと思った。こんなありがたい宝物が賜る、その報いがあるなら。

こんなに遥かに頭上の天にある宝物であるはずなのに、今の自分に必要なものにしか見えない内容だった。不思議だ。あの大北先生の作品で確かにあの頃の大北先生の作品なのにまったく新しい。
狂おしいくらいの約束、いや誓いの物語だった。

私のほしい台詞がたくさん詰まっていて、どうしてわかるんだろう、という気がした。

好きというだけでなく共感を引きずり出されてそれはとても乱暴な力だけど不快でなくて心地いい。そういう作風、これが大北先生だ、と思い出して思い知った。

 嬉しい。それが嬉しい。

ここにあるその作品が嬉しくてならない。


私は不躾にも先生にこの作品の、あらすじについて語るお許しを頂いた。
次回配信ではその内容についてネタバレしない範囲でのあらすじと所感を述べさせていただくお許しをいただいた。
作品そのものの形成状況について、本当に本当に不躾ながら伺ってみたところ「いつか描くかも」とのことだった。
その「いつか」という三文字に私は夢をみてしまう。

しかし確かに新連載も応援したい。

なぜ大北先生は一人しかいないのか。

もはや患者になりそうだ、大北患者に。

ひとりだけで抱えておくには殺生だけれども、だからこそ嬉しくてだからこそ宝物で、もしかしたら「いつか」の到来なんかきてほしくない。独占したい。けれどそうなると誰ともわかちあえないわけで、殺生だ、先生…
そして、この殺生なところが間違いなくつまりはもうでもそういうところからもう本当にあの作品を築いている大北先生だと感じてしまった。

配信において「Vespa」「鎖の斬手」については語りたらないし、先生から頂いた「Vespa」に関する言及も語りたいし、第一が「裸足のキメラ」表題作についての語り漏れがあったので、もう一度私は場を設けようと思う。

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神様っているんだな。クリスマスも近いことだし。そういえば「楽園の神娘―クロリス―」連載開始前に書泉グランデで「Vespa」初版を入手できたことも奇跡だった。

ここにおける神様って、なんかもう大北先生や講談社や未だ「Vespa」初版を置いていて下さったりした書店のことでもあるけど、今言ったのは本当に神様という意味での神様だ。

実際のところ「語り」を記そうとするともっと時間がかかるものを短縮して語りきれてしまうのだが、いずれ配信した内容はnoteなどでまた改めて作品ごとに少しずつ綴っていこうと思う。「ゆりがたり」も続けようと思う。

 

大北先生を、心から敬愛している。 好きでいて、良かった。

 

afternoon.moae.jp

  

楽園の神娘(1) (アフタヌーンKC)

楽園の神娘(1) (アフタヌーンKC)

 

 

裸足のキメラ (百合姫コミックス)

裸足のキメラ (百合姫コミックス)

 

 

Vespa (百合姫コミックス)

Vespa (百合姫コミックス)

 

 

 

月と泥 (百合姫コミックス)

月と泥 (百合姫コミックス)

 

 

「ふじょ☆ゆり」『死蔵』防止キャンペーン

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c93冬コミ当選したのでお知らせします。

12/30 東3ア20b「甘辛パラダイス」で参加予定です。
今回の新刊は大人の女子二人が同居してわちゃわちゃする百合です。
実在の家電が毎回登場する短編連作をカクヨムなどで綴っておりまして、それをまとめて発行する予定です。

kakuyomu.jp


既刊の「ふじょゆり。」と「ふじょ☆ゆり」も置きます。
「ふじょ☆ゆり」は腐女子腐女子のラブコメ百合ラノベです。
COMIC ZIN様で置いていただいています。

COMIC ZIN 通信販売/商品詳細 ふじょ☆ゆり あのこにヒミツを知られたら

この「ふじょ☆ゆり」、完売には至らずとも前回コミケ参加時に予想を上回る数で頒布させていただいたのですが、コメントやご感想がほぼ出てこない…理由は色々あるのかもしれないのですが、どうやら積読されているのではないかと作者的に危惧しています。
夏にこの本を入手してくださったかたは是非序盤だけでも…いや中盤の学園祭の場面くらいまで…いやいや…最後まで読了して、そして番外編も全部完全読了していただきたい。
そう考えました。
そこでキャンペーンのご登場です。(?)

当該作品「ふじょ☆ゆり」を読了してご感想をツイッターでつぶやいていただいた方は冬コミ当日の新刊「愚図にトリセツは存在しない」を100円割引させていただきます。
でもそんなに数いないかもしれないから先着5名まで!

冬コミ当日までに「#腐女子百合付箋」「#fjyr」というタグで「ふじょ☆ゆり」のご感想をつぶやいてくださった方を対象にします。

ちなみに既に1名ご感想を頂いているのですが(ありがとうございます!)プラスであと5名募集って感じです。

ちなみにこのキャンペーン参加時点で、そのコメントはハンドルネーム含めてコミケ当日にディスプレイとして活用させていただきます。(付箋に書いたりボードに貼ったりするなどの簡素なものですが)なので、もしもハンネ利用不可の場合はお聞かせ下さい。
この冊子は過去に無料で電子書籍として販売していたものでもあるので、夏コミ冊子入手していなくてもかまわないです。過去に既読の方は参加権利があります。

参加条件は…
冬コミ参加可能 ○
・読了しているとわかるコメント ○
冬コミ当日のディスプレイにハンネつきでコメントを用いてよい △(ハンネ利用不可の方はお知らせ下さい)
以上です。


もし当日までに5名に満たなかった場合はサークルスペースお立ち寄りの際にもその場で記入して参加していただけます。
なので、既読の方で冬の新刊入手検討頂いている方は是非ご活用いただけますと幸いです。

正直言って性善説に拠っているキャンペーンなので「面白かった」「楽しかった」という誰でもつぶやける一言だけ、などはナシでお願いします。
キャンペーンという以上は頒布を促進するようなコメント募集です。disやネガティブなコメントはキャンペーン対象外とします。すまん。個人的にはそうしたコメントもありがたく頂戴しますが、それはタグをつけずにリプライでくださればと思います!

あと普通にご感想くださる方は普通にリプライくださいますと幸いです!(引用RTとかしてしまうかもしれませんが)

まじめな話をしますが見も知らぬ素人の書いた長編小説を読了してくださる方ってあんまりいません。お手にとって下さるだけでありがたいです。


実は、複数の作品をカクヨムで更新していまして、アクセス状況を見ていて気付いたことがあります。
どんな作品でも読み手は最初の段階で半分は読者としては消えるのです。これはどんなヒット作品でもどうもそうであるようなのです。

まずこれが「ふじょ☆ゆり」のアクセス数。

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プロローグから第一章までは導入数多いですが第二章から半減しています。

(それでもプロローグ→第一章までの導入率の高さは異様に高い方だと自慢しておきますが)

そしてこれがカクヨム開闢直後、話題になりすぎてヤフーニュースにもなって受賞し既に出版されている「横浜駅SF」のアクセス数。

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知名度が高そうなので引用させていただきましたが、やはり第一話から第二話の移行で半減しているのです。しかしすげえアクセス数で心が折れるな…


初見で半分消える。

これがどうやらweb小説の法則です。でもこれ恐らくイラストでも漫画でも適用されるんじゃないかなー。導線の話。

まあとにかく、その半数が肝心です。

序盤を残った方はその時点で定着率が高いです。徐々に読み進めて下さる。

けれども、やはりページが進むにつれて読者人口は減っていきます。

何でかっていうと、つまらないと感じさせてしまうから。先が読めるから、キャラに魅力がない、展開として無理な一文があったから、など色々と原因は考えられるんですが単純に読み手が忙しくなったからとか、映画や漫画のが面白いとか、ツイッターのが面白いとかソシャゲやアニメのが面白いといった理由もあると思います。失恋したり恋愛したりして読書どころじゃなくなったとか、そもそも三次元の人生というコンテンツがあるからそれどころじゃなくなったとかな…

 

紙の本という時点で実はスマートフォンに色々と勝ちを譲っているのです、同人誌発行している時点で。私はそれを知っていたのですが、それでもこの作品を同人誌にしました。作品が長ければ長いほど読者が増える、というわけでもないのですが、この「最初で半分消える」法則は例え有料で入手されたものでもあてはまると思っています。

頒布数を明かすことはしませんが、夏コミでは持ち込み数の半分は人様の手に渡っています。けれども、その中で半数は読了されずにいてもおかしくないと感じています。
是非読んでいただきたい。

夏コミではサークルスペースにポスターやクロスを置きませんでした。
「ふじょ☆ゆり」は水菜様のおかげで表紙も挿絵も素晴らしいものとなっておりますが、私が頒布したものは「小説」なのでポスターやクロスを置くのはなんかずるい気がしたからです。
もちろん表紙に魅かれてくださった方もいると思いますが、夏コミの新刊はB6でもA5でもなく文庫サイズなので明らかに初見で中身は小説だとわかるようになっています。
初見で漫画だと思わせるのはなんか詐欺ではないかという気が以下略。

 

そういうディスプレイとサイズから絵的な要素がないにも関わらずお手にとってくださった時点で、それなりに表紙やあらすじを見てご興味もってくださった時点で、何か心にフィットするものがあるのではないかと思います。

小説と気付いてお手にとってくださった時点で、漫画やイラストにはない小説の魅力を知っているのではと思うのです。
そして、小説の魅力を少しでもあの作品から覚えていただければ幸いなので…是非、最後まで読んでいただきたい所存です。
『死蔵』されるのは避けたい。

もしツイッターでの参加が恥ずかしい方は当日スペースに付箋用意しておきますので! そして当日参加の場合は10名くらいまで枠を増やすかもしれない。

ご興味ある方におかれましては頭の隅に置いておいてくださいますと幸いです。
宜しくお願い致します!

 

※ちなみにサークルスペースでのキャンペーン適用時の本人確認方法は追ってお知らせします。

 

2017、夏、有明。コミケット92サークル参加レポ

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8月11日(金)-13日(日)有明東京国際展示場で今年も無事に開催されたコミックマーケット92ですが、無事に三日目の東7ホールにて「ふじょ☆ゆり」の頒布をすることができました。

ありがとうございます!!

今回はnoe様の本の委託を受けていたので、色々並べることができました。

twitter.com

 

☆スペース向こうにちらっと写っているのは売り子をつとめてくださった百合愛好家のかっぱさんです。ニコ動もご一緒させていただいてるのですが、かっぱさんありがとうございました!

twitter.com

今回の本は作成時点から気付いていたのですが、とにかく厚いです。

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どん! っていう擬音がつきそう。

背厚が21ミリございます。

えへへ☆わかっていたけれども…

これだけの厚さの本を…

手にとってもらえるかしら? という不安があって前日は本当に寝つきが悪かったです。

 

今回の参加での目的の一つはコダマナオコ先生にご挨拶すること!(捏造トラップのつぶやきをしたご縁でツイッターでフォローしてくださっているんです…!!!)

そして本を頒布することです。

twitter.com

開場後にお時間を頂戴するよりはと、思い切って朝のうちにご挨拶に伺うことにしました。かっぱさんとドキドキしながら御「モナコマイスター」様のスペースに向かう。

コミケの醍醐味ってプロの作家さんが普通にそこにいらっしゃること…だと思う…んですが…本当に普通にそこに降臨されていまして。

コダマ先生が。

実はたまにツイッターに反応してくださっていることがありまして、その御礼とご挨拶に…と思っていたのですが、なんやかんやでご挨拶をさせていただく間も、緊張で何がなんだかわからない状態でした…

コダマ先生はすごく優しい方でいくら献本といってもこんな厚い本を…

失礼では…

ご負担では…

と思って「ラテさんの枕にしてください…」とぶるぶる震えながらさしだしたのですが「今までこんな厚い同人誌見たことないですー!」といやな顔ひとつなさらず、それどころか食いついてくださって、ああーーーー!!! なんかもう…神は…印刷にご興味があるーーーーーー!!! という感じで… 震えがとまりませんでした…

コダマ先生にプロフェッショナルを感じました。

この記事読んでいらっしゃらないだろうからここで言うのも何ですが感謝感激でございます。えへへ☆ ありがとうございました。すごく…好きです…!

あとこの記事読んでいらっしゃらないだろうから白状しますが昨年のコミケで一般参加した際に差し入れをさせていただいたのですが、その時にさしあげたグッズ、密かに御揃いで自分でも持っているんですよ。気持ち悪いと自分でも思ってます。

 

私が宣伝するのもおこがましいですがコダマナオコ先生の同人誌はフルカラーだったり印刷表紙の箔押しがゴージャスだったりデザインセンスが素晴らしいです…みんな、捏造トラップ見ような…!!!!(本当におこがましい!!)

 

で、実際に頒布開始されたわけですが…

私は何度も席をはずしてサークル様を巡っていたのですが、在籍中にも想定していた以上にたくさんの方々がいらしてくださって本当に感謝しています。サークル参加を決めた時点でこのようなことを冗談でつぶやいていたのですが…

 

全年齢にしたためか、百合男子や姫女子、下は女子小学生から上は素敵なマダムまで様々な方々が来訪してくださいました。

中にはサインを求めてくださる方もいらして、こんなぶるぶるした汚い字のサインをもらってどうするのだ…と焦りながらもサインさせていただきました。

何しろコミケですので、ずっとサークルスペースにいるわけではなくて、他のサークル巡りもしていたのですが、在中している間にお立ち寄り下さる方々は初見の方も結構いらっしゃる雰囲気でした。

で。とにかく、見つけた時にこの厚さにびっくりして興味を覚えて下さっているという雰囲気を感じました。

なんとなくですが。

実はこの物語、何度か改変しています。初期の冒頭は、ある腐女子が書店で分厚い文庫を見つけてその厚さに惹かれて本を買ってしまうところから始まるのですが、まさに目の前でそれが展開されるのを見ていてメタ的な興奮を密かに覚えていました。

厚いってだけでなくて、水菜さんと編み出した表紙案にも仕掛けはあるのですが…

分けても嬉しかったのが小学生くらいの女の子が求めてくださったことでした。

けして安い値段ではないのに…!!!!

お財布からきちんと1500円出して求めて下さったときには、身が引き締まる思いでした。楽しんでくれたらいいなあ。

 

当日は色々な方とお話できてとても嬉しかったです。

すべては売り子さんを引き受けて下さったかっぱさんのおかげです!

ありがとうございました!

それから、忙しい我々にかわって百合情報を一括にまとめてくださっている百合ナビの管理者ふりっぺさんもいらしてくださいました。ふりっぺさんにはいつもお世話になっているのでふりっぺさん割を適用させていただきました。ふりっぺさん、ありがとうございます。聞いた話だとサークルスペースの「ぬ」と「ヌ」を間違えてうろついてしまったとか… コミケあるあるを体現してどうされるというのか。

twitter.com

それにしてもスペース裏から見ているとわかるんですが、ほんとに厚いんです。

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多分コミケ三日目の百合同人誌の島や壁のどんな本よりも厚かったと思います。

私はこの本の厚みを手で確かめてにやにやするために生まれたのかもしれないと実感しました。もう厚いというだけで広告塔になるかもなーというのは既知のことではありながら、ひとつの気付きでもありました。

自分で言うのも何ですが色々と伏線もある物語なのでお楽しみいただければ幸いです。

そして結構なページ数を占めている番外編も味わって下さればありがたいです。

 

そんなこんなで無事に頒布開始された今回の同人誌ですが、COMICZIN様での専売での委託販売も開始されております。少し割高ですが是非お求め頂けましたら幸いです。

COMIC ZIN 通信販売/商品詳細 ふじょ☆ゆり あのこにヒミツを知られたら

 

また、次回のコミックマーケット93にもきっちり申し込みさせていただきました。

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それにしても蘭とあしほ、ほんとにかわいいなあ。

今回のスペシャルサンクスはなんといってもイラスト担当の水菜さんです。

この作品は2013年くらいに書いたものだった…ので、本当に長い付き合いなんですが、その頃からイラストを小説コンテストのサイトや電子書籍で担当してくださっています。

twitter.com

改めて御礼申し上げます。

 

本邦初の腐女子百合本「ふじょ☆ゆり あのこにヒミツを知られたら」を引き続きよろしくお願いいたします。

 

☆この記事は「Enty」でも無料公開しています。

 

 

ふたりの「百合語り」

8/6にニコニコ生放送を行いました。
実はニコ生を実施するのは二回目です。

もしもプレミアム会員の方であれば「百合語り」でタイムシフト視聴ができますので、8月13日までにお時間ありましたらそっと聞いてみてください。

実際には事前告知するのがいいかもしれませんが、試験的なものであるためゆるーくやってます。
ちなみにニコ生やる時は「かっぱさん」という謎の(?)百合愛好家とトークしてます。

【百合語り1】

live.nicovideo.jp



【百合語り2】

live.nicovideo.jp

 

今回は少女セクトとか捏造トラップとか大北紘子先生の話などしている。

宜しくお願いします。

 

腐女子をテーマとした長編GL学園ファンタジー『ふじょ☆ゆり』 本編のpdfを期間限定で無料にて公開中~7/31まで!

腐女子をテーマとした長編GL学園ファンタジー『ふじょ☆ゆり』本編のpdfを期間限定で無料にてDL公開しています。主従百合や姉妹百合、喧嘩っぷるなどあらゆる百合が盛りだくさん。前半は明るく楽しく、後半はぐっとシリアスな雰囲気です。

未読の方はぜひこの機会にお試しくださいませ。本当は7/15まで公開の予定でしたが作業が忙しくて閉鎖できなかったので7/31までやってるんだよー!!(赤裸々)

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こちらは2017年夏の同人誌即売会(夏コミかコミティア121)で同人誌として発行予定の作品です。スペースナンバーは日曜東ぬ34aです。

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詳細をお中元のカタログ風味に画像で表現しました。

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同人誌発行以降はオンラインでも有料販売に切り替える予定です。

現在はentyのみならずBWインディーズやカクヨムでも無料公開中です。

Enty、カクヨム、BWインディーズともに無料期間は現在の時点で

 

□BWインディーズ□

上巻 https://bookwalker.jp/de440e9b79-fd10-43d1-9ff8-cd4bc7108938/

下巻 https://bookwalker.jp/de6c33de11-3e9d-4c56-8fd7-971faad2e0ab/

こちらでは水菜様(https://twitter.com/anago3)のイラストつきでご覧いただけます!

 

カクヨム

本編 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154981164

番外編 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880349902

本編は「第1回カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ部門」で読者選考に残りました。

□ENTY□

enty.jp

【あらすじ】
豊田あしほは生徒会長。
生徒の手本となるために自分の『趣味』を隠していた。
ある日共通の趣味をもつ御剣蘭(みつるぎらん)にあっさり暴かれ本性を紐解かれてしまい、ついには恥ずかしいことを強いられるように。

ひたすら蘭の言われるがままに尽くしていたあしほだが、ある日ついに知られてはいけない家族に知られてしまい…
百合っぷるいっぱいのガールズラブ・ファンタジー、ここに開幕。

みたいなお話です。


【登場人物】
豊田あしほ(とよだあしほ)…豊泉寺(ほうせんじ)女子高等学院生徒会会長で豊田家の次女。跡取りとして目されている。

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御剣蘭(みつるぎらん)…豊泉寺女子高等学院の生徒。ギャルな見た目に反してあしほと同じ趣味を有している。

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豊田しのぶ…豊田家長女。事業経営と豊泉寺女子高等学院の美術教員を兼任。奔放な性格。

斎賀有子(さいがありこ)…豊田家の侍女。あしほの世話役でしのぶの秘書。普段は慎ましいがたまに暴走する。

御剣みか…蘭の妹。家の喫茶店を切り盛りする。しっかり者。

御剣なこ…蘭とみかの妹。喫茶店の看板娘。甘えん坊。

鷹取(たかとり)…謎の青年。蘭の前に現れる。

月夜(つきよ)…常に鷹取のそばにいる紅顔の美少年。

豊田あかし…あしほの叔母

 

片瀬早紀(かたせさき)…学園の問題児

 

そんな感じでございます。

よろしくお願いいたします。おすすめはENTYかな…(PDFだから)

我望百合本『復刊』/百合幼年期の終わり

唐突ですが好きだったけど手放してしまい以後絶版された百合小説や、話題だけど入手できないままに絶版された百合小説、所有しているけれど単にもっと万人の手に渡ってほしい百合作品などを復刊ドットコム様でリクエストページを作成、自ら投票してみました。

まずは『愛百合女学院へようこそ』。

ちょっとエッチなのですがそこがいい。

前半がライトテイストですが後半のシリアス展開は素敵です。

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既読なのですが手元になくてまた読みたくて探してみてるのですが中古本しかない現状です。

 

 

『ダブル・エンゲージ 偽りの姫は騎士と踊る』

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姫と女騎士というだけで気になってはいたものの書店であまり見かけずにそれっきり…。素人くさい買い逃しをしているのが悔やまれているシリーズです。

 

『ワイルドブーケ 花の咲かないこの世界で』

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こちらも女同士の主従関係というだけで以下略…

読みたいものです。

 

「.(period)」

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こちらも既読だし所有していたのになあーという一冊。

実は今回復刊リクエストにあたり著者様の現在を確認していたら瑠璃先生は既に他界されていることを知りました。遅すぎるリクエストだと実感してしまい、悔しさと切なさを感じました。

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復刊ドットコムさんではリクエストの時に価格や特典の希望を細かく確認してくださいます。まず加筆や未収録作品を希望していたのですが、ご本人が他界されているとあってはそれができない。哀悼の意を表してリクエストしました。

ちなみに表紙が玄鉄絢先生なのです。今考えるとなんて豪華な。

女の子でマフィアでアダルトな展開という自分のために誂えたのかというような一冊なので…す、好きなんです…。復刊してくれたらいいなあ。

 

そのほかにも自分がリクエスト作成したわけではありませんが投票させていただいたものも。

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タイトルが気になっていたんです。

しかし『.(period)』といい『384403km』といい物凄いネーミングセンスだ。

本屋でこれらを発注するときになんて読めばいいのやら。

すぐに伝わると思えない。

タイトルってものすごく大切なんですよね。

恐らく当時は長ったらしい状況説明タイトルがブームだったのに、これだけのわかりにくさを打ちだしてくるのは冒険だったのでは。

両方とも共通点があるとすれば玄鉄絢先生が表紙を担当されていること。恐らく一定数のファンが獲得されると見込まれてこの難解タイトルが通ったんじゃないかなー。

個人的にはすごく好きなネーミングです。

 

ラノベばかり続きましたが漫画もリクエストしてみました。

大北紘子先生の『月と泥』。

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平成に入って以降に発刊された百合漫画で一番好きな作品はこれです。

いや世の中すべての百合漫画を読んだわけではないけれど。

 

百合のムック本に百合作品について個人ランキングを寄稿した時にもどうにかして推そうかと迷ったんですが、恐らく私が寄稿しなくても「月と泥」ならば掲載されるであろうと踏んでいたので敢えて自分が推す必要はないと感じたのです。

しかし、個人的には好きで好きで好きで好きでたまらないです。

 

最近「あの頃の百合作品はよかった」みたいなツイートをSNSを見かけることがあるのですが、このように反復の郷愁が生じるからにはポップカルチャーとしての百合というジャンルは幼年期を終えようとしている。つまりこれから成熟する。

まぎれもなく、恐らく、たぶん。(確信はない)

 

2017年に入って、ゆりめいとや百合展に行ったり、アニメ見たり漫画読んだりする限り、百合って今は大人気としか見えない。

百合が大人気であるようにしか見えない。

でも、長年の百合ファンの方々の実感あるリアクションとして「自分の好きな百合は終わってしまった」というコメントをよく見かける。

そのギャップが私は気になっている。

 

百合の何が終わったのか?

SNSで昨年の夏頃にやっぱり自分は復刊のことを持ち上げてみたのですが反応がまったくなかった。

フォロワーのある方は「復刊はなんか違う」「kindleはリクエストしている」というリアクションをしていらした。

その「なんか」って何なのか。

というのは「あの頃」と呼ばれる頃の自分は百合漫画やラノベにうつつを抜かす暇がなかったり、その時期にリアルタイムで百合作品に接触することができなかった。

リアルタイムで接触していた熱情さえあったならともかく、今は昔の古き良き百合コンテンツとされているものに今さらになって「新しいもの」として接してしまっているのが自分だ。つまりは出遅れているので、百合の何が終わったのか? ということがわからない。今更紙の本になってもなあというのがリアルタイムのファンの見解なのかなあとも思っていたのです。

でも、もしかしたらそれも違うのかもしれない。

つまり復刊って「愛蔵本」になるってことなんですよね。

愛するものが「愛蔵」「名作」化されること、レガシー化されることを忌避されているのかもしれないな、と感じています、なんとなく。

こういう名作化ってつまりは一般化されることの始まりだし、クリエイターにもお金が届くし私は復刊ドットコムを活用するなどしていきたいのです。

もしかしたら一定数のファンは一般化されることを望んでいないのかもしれない。

でも、いつまでも「百合」が稀覯本であることを「あの頃」の値が釣り上ることを望むなんていうことがあるんだろうか?

 しかし、百合書籍をもっとたくさん売るために出版社が何をするかっていったら新人発掘と新作発掘しかできないわけですよ。出版社って出版という商売をする人々の事だから新しいものを見出して企画書出して会議にかけて制作して掲載して編集してやっと書店に持ち込む一冊を作らないとならない。

出版社って新しいものを作るのが仕事なんですよ。たぶん、恐らく。これは別に出版社をけなしているわけでもなくて、彼らも大変なんだ、ということなのだ。

でも、そうでしょう? それくらいは誰でも知っているはず。

 

でも、それを念頭に置かず、出版社主導に物事を考えて懐古主義に陥ってしまうのは仕方ないのかもしれない。

けれど、別に嘆く必要はないんじゃないのかな、ということが言いたい。

懐古主義に陥ってしまうのは何故なのか。リクエストすればいい。

 

百合に限らず、読者は好きな作品に関しては主体性をもつ必要があるのだと思う。

何をロングセラーに至らしめるかは自分で決めたい。

そう思ったのでリクエストしてみた。

他人がどうかは知らないけれど自分はそうしようと思ったのです。